なぜ勉強嫌いになるの?
そもそも「勉強は好き?」と聞かれて、「好き!」と即答するお子さんは少ないでしょう。もし今、お子様が勉強嫌いなら、なぜそうなってしまったと思われますか?
ある日の生徒との会話↓
| 担当講師 |
A君は勉強好き? |
| A君 |
そんなの嫌いに決まってるじゃん。 |
| 担当講師 |
どうして嫌いなの? |
| A君 |
だって、出来ないしめんどくさいし。 |
| 担当講師 |
いつから勉強が嫌いになったの? |
| A君 |
えーっと、小学校4年生くらいかな? |
| 担当講師 |
小学校の1年生とか2年生の時はどうだったの? |
| A君 |
よく覚えていないけど、その位のときは勉強が簡単だったから、別に嫌ではなかった。 |
| 担当講師 |
じゃあ、小学校4年生くらいから、勉強が嫌いになったんだね。だんだん勉強が難しくなってきて、それで勉強が嫌になっちゃたのかな? |
| A君 |
そう。がんばっても分からないし、出来ないと怒られるから、だんだん嫌になってきたんだ。どうせやったっていい点数が取れないし、いい点数が取れないと、また勉強をやらされるし。 |
| 担当講師 |
A君さぁ、いい点数が取れないって言うけど、例えば数学は何点くらいなの? |
| A君 |
50点くらい。 |
| 担当講師 |
へぇー、半分は理解しているんだね。それってスゴイじゃん。 |
| A君 |
先生、何言ってんの?50点じゃ全然だめじゃん。平均点は63点だよ。平均点も行っていなし。 |
この生徒さんは現在中学校1年生。このような生徒さんが結構います。
確かに、50点という点数はいい点数とは言えないかも。そして、平均点にも達していないということは、決して褒められたものではありません。
でも、このまま行ったら A君はどうなると思いますか?
中学校3年生になって、受験生になったということで、自発的に勉強をするでしょうか?
少し先の話になりますが、この子が働くようになったときに、どんなセルフイメージを持っているでしょうか?
「俺はやれば出来る人間なんだ!難しい問題だけど、まずはチャレンジしてみよう!今回は失敗しちゃったけどこんなこともあるさ、またがんばろう!今年の目標は○○○、その為には○○からはじめよう!」
こんなセルフイメージを持って、イキイキしているでしょうか?
逆に、
「どうせ俺はできないんだから、はじめからムリするのはやめよう。怒られるのは嫌だから、まずは様子をみて失敗しないのが分かってから行動しよう!周りの人はどうなのかな?早く、今日も終わらないかな?」
こんなセルフイメージだとしたら・・・
何が言いたいか!それは、勉強が嫌い、出来ない=何をやっても出来ない人間!!このようなセルフイメージを持ってしまうケースが多いということです。そして、そのイメージを抱えたまま、大人になって行くのです。
私達大人が気をつけなければいけないことは、大きく分けて4つあります。

1.子供が取っている行動とその子そのもの(存在)を
分けて見なければいけません。
勉強が嫌い、出来ないからといって、
⇒あんたは何でできないの!バカだね!
もう本当に、何も出来ないんだから!!
このような言葉は禁句です。
子供は、周りが言う否定的な言葉をそのまま受け取ってしまいます。
⇒バカ!出来ない!ダメ!○○ちゃんは出来るのにあんたは
このような言葉をどうしても使ってしまう時があります。大人も完全じゃないですよね。そんな時には、○○君がさっき取った この行動に対して、お母さんは○○って言ったのよ。と区別することが重要です。
2.出来ているところやがんばったところを褒めてあげる。
認めてあげる。
私達大人もそうですが、せっかく自分なりにがんばったのに、全部を否定されてしまったら、やる気を無くしますよね。
子供も一緒です。愛情があればあるほど、ついつい指摘したくなります。心配になります。
例えば、50点だったら、 出来ている50点を先に見てあげる。褒めてあげる。その次が、次回の対策や反省です。 子供の可能性を見る訓練をしましょう!
3.意識を未来へ!
多くの場合、過去に出来なかったこと・過去に出来なくて恥をかいたこと・怒られたことなど、過去にとらわれている子供が多い。
これは子供だけではなく、大人にもあてはまることです。よく聞いてみると、何度も何度も恥をかいたとか出来なかったという訳ではなく、何回かの出来事に集約されています。
例えば、一度宿題を忘れて、みんなの前で立たされた。その時に恥をかいた、とても悔しかった!など、そのような体験があると、そのことが自然と子供の潜在意識に刷り込まれてしまうなんてことがあります。
自分では気づかない、周りも気づかないうちに、出来ない・やれない自分を創り上げてしまうことがあります。それを一気に変えるのは難しいことですが、 過去ではなく未来に意識が行くように カウンセリング(問いかけ)が必要です。
4.目標を持たせる!その目標は、大きな目標でなくても OK!
本当はどうしたいのか?どこへ向かえばいいのか?そして、どんなに小さな一歩でもいいから、子供が行動できるようにサポートをしてあげる。一気に多くを望まない!
例えば、今までまったく家で勉強をしなかった子が、10分でも机に座った。それで
OK!本当に誰でもできる小さな一歩から!そして、そこをしっかり見てあげて 褒める!
勉強嫌いを克服する方法は、たくさんあります。
ここに挙げた4つがすべてではありませんが、子供が一番欲しいものは何でしょうか?
例え100点を取っても、親からも学校の先生からも褒められなかったら・・・
この子は100%勉強が嫌いになります。自分という人も他人という人も認めない人間になるでしょう。
結局、いろいろなテクニックを使う前に
親の愛情・周りの人の愛情・認めてあげる・褒めてあげることが必要です。これがないと、楽しく勉強ができませんし、子供が安心できません!
いかがでしょうか?ドリームスタディではこの考え方を最重要視し、子供たちが心から楽しく勉強ができるようサポートしています。
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